名古屋市立守山中学校の職業人講話に登壇させていただきました
先日、名古屋市立守山中学校で中学1年生向けの職業人講話にサブリメイションが登壇させていただきました。
これまで専門学校向けにセミナーや説明会の経験はあったのですが、中学生向けというのは初めてで、呼んでいただいたこちらとしても新鮮な経験でした!
今回はこの職業人講話についてのレポートをお届けします。
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そも「職業人講話」とは何かというと、
・様々な職業の社会人と接し、勤労観を育む
・生徒さんが将来何をしたいのか、どんな大人になりたいかを探求するきっかけを作る
・学校での学びと働くことへの繋がりを意識し、勉学へのモチベーションを上げる
といった目的のもと開催されるものです。
今回お邪魔させていただいた守山中学校に限らず、様々な学校で開かれているようです。
この記事を読まれている方の中には参加したことがある人もいらっしゃるかもしれませんね。
アニメというコンテンツも今や老若男女問わず馴染み深いものとなり、興味関心の度合いも高い業界です。その中でサブリメイションは名古屋にあるアニメスタジオということでお声がけをいただきました。
普段行う説明会はある程度アニメやCGに関する知識がある学生さん向けですが、今回は”実制作”についての知識はない生徒さん向けということで、当日使用する資料も普段のものから大幅に見直しを行いました。
改めて説明しようとすると難しい「3DCGアニメーションってどうやって作っているの?」という部分は、人形劇に例えながら各セクションの説明をしたりと、専門用語をなるべく使わずに”どんなお仕事なのか”をイメージできるような内容に。
また、「そもそもアニメ業界って働くにはどんな仕事があるの?」という人も多いかと予想し、我々のような3DCGアニメーションの制作についてだけでなく、プリプロやポスプロにおけるお仕事についても触れ、将来の選択肢の幅が広がるような内容でお話をさせていただきました。
また、名古屋スタジオとリモートで繋ぎ実演も行いました!
本当は生徒さんに実際にソフトを使ってモデルを動かしてみてもらえたら良かったのですが、環境的に叶わず…。ボールのバウンドアニメーションを実際に付けている様子を流しつつ説明をしたのですが…
実際に作業にあたっている画面を見ると、中々無い機会ということもあり生徒さんもテンションが上がっておりました(笑)。
バウンドも実際にボールをお借りして自分たちの目で動きを確かめてみたりと、一方的ではなく少しでも参加してもらい、ただ話を聴くのではなく目で見て経験できるようなプログラムとなるよう工夫したことで積極的に参加していただけて、こちらも熱がはいりました!
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こういった貴重な経験をさせていただき、非常に有難いと感じました。
「アニメが好き」という好奇心から興味津々で話を聴いてくれている生徒さんを見ていると、自分がこの業界を目指した時の憧れを思い出し、なんだか懐かしさを感じつつ初心が思い出されました。エンドロールでサブリメイションの名前を見つけてくださっていた生徒さんもいらっしゃり、生の反応を聴くことが出来たのも嬉しく、総じて「やってよかった」と思える講話となりました。
そして、なんといっても相手はまだ中学生!就職までもまだまだ先は長く、選択肢もたくさんあります。
その中でも今回弊社がお話させていただいた生徒さんの中から、アニメ業界を目指す人が出てきたら嬉しいなと思っております。また、その中でもサブリメイションに入社してくれる人がいたら…!非常に感慨深いですね。
10年弱先の未来ですが、その時を楽しみに日々業務に励んで行こうと思います!
ここまでお読みいただきありがとうございました◎